ニキビ対策は、保湿は基本ですけど保湿のしすぎもニキビの原因になる freee(クラウド会計/人事労務/会社設立/開業)会員登録 / freee 株式会社

ニキビ対策として、保湿は基本中の基本です。 しかし、保湿のしすぎもニキビの原因になるとご存じでしょうか。 そこで今回は、保湿のしすぎによる影響について解説します。 「保湿しているのにニキビができてしまう」と悩んでいる人は、保湿のしすぎが原因になっているかもしれません。 基本的に、ニキビ肌に対して保湿は効果的です。 しかし、人の肌というのは肌トラブルを防止してくれる作用(バリア機能)があります。 ところが保湿をしすぎてしまうと、角質層が「肌を守らなくても良い」と判断してしまい、本来のバリア機能が十分に機能しなくなってしまうのです。 バリア機能が低下した結果、ニキビなどの肌トラブルを惹きこしてしまいます。 ⁡ 保湿のしすぎによる肌トラブルは、ニキビだけではありません。 以下の肌トラブルも、保湿のしすぎによって引きこされる可能性があります。 * 毛穴の開きが目立ちやすくなる * 肌のかゆみ * 肌のたるみ * 皮膚炎 なぜそれぞれの症状が発生する可能性があるのか、以下で解説します。 肌を保湿しすぎると、皮脂の分泌が乱れてニキビが発生します。 とくにニキビができやすい体質の人は注意が必要です。 ニキビができやすい人は過剰保湿になりやすく、スキンケアによってニキビを増やしてしまう恐れがあります。 保湿のしすぎは、毛穴の開きを目立ちやすくする可能性があります。 なぜなら、開いた毛穴に保湿剤が入りこんでしまうからです。 その結果、毛穴が開いたように見え、目立ってしまいます。 ⁡ 保湿のしすぎから、肌のかゆみが生じる可能性もあります。 肌のバリア機能が低下すると、カビや細菌が入り込んでしまいやすくなるからです。 とくにマラセチア菌が原因のニキビは、油分や皮脂を好むため、保湿のしすぎによって増殖しやすい環境になってしまいます。 ⁡ 保湿は肌にハリを与えるためにも重要ですが、保湿のしすぎは肌にたるみを与える可能性があります。 これは、保湿のしすぎによる肌本来の保湿機能が低下することが原因です。 保湿機能が低下してしまうと、肌が重力にたえられなくなり、たるみとなってしまいます。 ⁡ 保湿のしすぎによって、皮膚炎を引き起こす可能性もあります。 保湿によって油分を与えすぎてしまうと、菌が増殖しやすくなるからです。 菌が増殖した結果、皮膚の炎症につながります。 さらに、炎症から、皮膚の赤みやニキビの発生とつながっていくのです。