保険には、さまざまな保険の種類がありその説明をしていきます   独立開業・新規事業なら【探す!フランチャイズ】様々な業種・業界から探せます

保険とは、保険料を負担することで万が一の事態に備える金融商品。病気や事故などの不測の事態や、火災や台風といった自然災害など、リスクに対して不安を抱えている人から保険料を集め、集めた資金から保険金を支払う仕組みです。

大きく分けると、保険には生命保険と損害保険の2種類があります。生命保険は人の生死に対して保険金が支払われるもので、代表的なのは定期保険・養老保険終身保険など。損害保険は事故による損害額に応じて保険金が支払われるもので、自動車保険・火災保険・賠償責任保険などが該当します。
f:id:MASAKIKINNG:20230108235513j:image
そのほか、医療保険・傷害保険・がん保険など、生命保険と損害保険のどちらともいえない第三分野と呼ばれる保険もあります。
資産形成に役立つのは貯蓄型の生命保険
保険のなかでも、資産形成に役立つのは貯蓄型の生命保険です。代表的な貯蓄型保険である養老保険終身保険・変額保険・個人年金保険について詳しく見ていきましょう。
終身保険は、一生涯保障が続き、亡くなったときに死亡保険金が受け取れる保険です。生きているあいだにお金を受け取るためには、解約して解約返戻金をもらうことになります。

終身保険には満期がないので満期保険金は受け取れませんが、期間が経過するごとに解約返戻金の額が増えていくのが特徴。死亡保険金は葬儀費用や相続税対策に使われることが多く、解約返戻金は老後資金や教育資金にも使えます。

終身保険は保障が一生涯続くので、保障を確保しながら長期的に資産形成したい人におすすめです。

養老保険とは、亡くなった場合は死亡保険金を、生存して満期を迎えた場合は死亡保険金と同額の満期保険金を受け取れる保険です。たとえば20年後に満期保険金が100万円もらえる養老保険では、20年経たずに亡くなったときも死亡保険金として100万円受け取れます。
f:id:MASAKIKINNG:20230108235528j:image
養老保険の保険期間は、10年や20年など契約時に決めた年数保障が続く年満期と、60歳など一定年齢まで保障が続く歳満期の2種類。子どもの進学や年金受給前などお金が必要な時期に合わせて保険期間を設定できるので、計画的に資産形成したい人に向いています。

変額保険とは、払われた保険金を保険会社が運用し、運用実績によって死亡保険金・解約返戻金・満期保険金などが増減する保険です。運用実績がプラスになれば払い込んだ保険料以上の保険金を受け取れる可能性がある一方で、運用実績がマイナスになると元本割れを起こすリスクもあります。

ただし、運用実績にかかわらず基本の保険金額が最低限保証されていることが多いので、保障を確保しつつ高いリターンをねらいたい人におすすめです。

死亡時に保険金を受け取れるタイプの変額保険のほかにも、年金として受け取れる変額個人年金を取り扱っている保険会社もあります。

個人年金保険とは、払い込んだ保険料を原資として、契約時に決めた年齢から年金を受け取れる保険です。たとえば、65歳まで保険料を払い込み、その後は積立金をもとにして年金が支払われることになります。

公的年金だけでは老後資金が足りない場合も多く、年齢を重ねても安心して生活するためには自分でもお金を用意しなければなりません。個人年金保険には確定年金や有期年金など受け取り方を選べる商品が多いので、老後の生活費用を貯めておきたい人に適しています