会社経営の基本原則を経営の本質を理解する結果にコミット 

会社経営には、基本の原則がある。
 
経営の基本原則から外れた行動は失敗を早めるだけであり、大きな失敗を避けるには、基本の原則に則った会社経営を実践することが大切だ。
 
この記事では、会社経営の基本原則、並びに、経営者が理解すべき経営の基本について、詳しく解説する。
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会社経営の基本原則は、経営の本質を理解すると見えてくるが、経営の本質が何であるか、考えたことがあるだろうか?
 
家業を守る為、社会に貢献する為、ヒトを育てる為、など等、経営者によって考えが分かれるかも知れないが、突き詰めて考えると一つの結論に行き当たる。
 
経営とは「営みを経ける(続ける)」ということである。経営という仕事の意味を鍋で煮詰めていくと、最後に残るのは、この一点に尽きる。
 
当然ながら、会社の営みが止まると、家業も社会貢献も人材育成もすべての活動が破綻する。営みを経ける(続ける)ことこそ、会社経営の本質なのだ。
 
ひとつの物事を続けることは大変に難しい。物心がついて現在に至るまで、ひとつの物事(趣味・取組み)を続けている人は殆どいないだろう。
 
つまり、会社を経営するということは、並大抵の仕事ではないということだ。

経営の基本原則に続いて、経営者の基本的立場についても解説する。
 
経営者は自分の判断を他人事にできない唯一の立場にいる。なぜなら、経営者には、副社長以下とは違い、自身の経営判断を委ねる相手がいないからだ。
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会社の業績は経営判断の繰り返しで形作られていくので、経営者の業績責任は非常に重い。
 
経営者の孤独感、時おり背筋を正される重圧の正体は、この辺にあるのではないかと思う。
 
また、経営者にとって「経営」と「人生」は、一心同体である。
 
どういうことかというと、会社の経営が発展すれば経営者の人生も発展するが、会社の経営が行き詰れば経営者の人生も行き詰るということだ。
 
行き詰った人生ほど惨めなものはない。
 
できることなら発展のある人生を歩みたい、誰もがそう思うのではないだろうか?
 
少なくとも、わたしはそう思う。
 
会社の存続と発展なくして、経営者の幸せはない。そして、経営者が幸せを掴むには、経営の基本原則に則った会社経営を心掛けることが欠かせない。