企業経営をするうえで役立つ要素や能力を経営資源   販売手数料★業界最安級★スキルシェアマーケット【クラウディア】

企業経営をするうえで役立つ要素や能力を経営資源と呼びます。なかでもヒト、モノ、カネ、情報は「4大経営資源」といわれています。
4つの経営資源のうち、モノとカネと情報については、ヒトが活用することによってはじめて資源となることから、最も重要な経営資源は「ヒト」だと考えられます。どんなに機械化が進もうと、どんな最先端の設備や機器が揃えられようとも、少なくともスタートボタンを押すなど、操作するヒトがいないことにはモノは意味をなしません。優秀な人材を確保できるかどうかは企業経営を大きく左右する重大事です。それだけに企業の成長はもちろん、事業継続においてもヒトを大切にすることは非常に重要になってきます。

f:id:MASAKIKINNG:20230108170200j:image

「モノ」には製品もあれば、製品づくりに活用される機器類もあります。また、自然災害などに備えるという点では、自家発電装置、排水ポンプ、火災報知器、スプリンクラー、止水板、制震・免震装置なども大切な経営資源です。
「カネ」は経営資金。資金に事欠く状態だと、優秀な人材の確保も、施設・設備の整備も思うにまかせません。必要な資金を調達し、目的達成に必要なところに適切に投資を行うことが重要です。
「情報」は、ITが発達したことで経営資源としての重要性が注目されるようになりました。企業が持つノウハウ、顧客データのほか、地域やコミュニティとのつながりなど、無形の資産も多分に含まれます。ビッグデータを分析・活用し、一見無関係に見える情報を関連付け、経営に資する情報とするなど、扱い方次第で情報の価値はどんどん増します。契約書には多くの場合、情報の取り扱いに関する一項が入っているように、情報は非常に重要な経営資源です。
事業継続力強化計画を策定する上でも、4大経営資源は重要であり、それぞれについて災害発生時の影響と対応策を考える必要があります。以下に4大経営資源それぞれについて、災害時の対策を行っていたA社と対策を行っていなかったB社を比較しながら見てみましょう。

f:id:MASAKIKINNG:20230108170212j:image